学生時代から謎解きが好きで、クラスメイト相手に作成もしてみましたが、
まさか結婚式で本格的な謎解きを作成するとは夢にも思っていませんでした。
今回は盛り上がり間違いなし!「結婚式×謎解き」を体験談をもとにお伝えできればと思います
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この記事を読んでほしい方
・結婚式の余興に謎解きをやってみようとしている方
・謎解きを作成してみたい方
きっかけ
結婚式で謎解きをやろうと思ったきっかけは、ズバリ・・・
「思い付き」
当時は第一次コロナ禍真っ只中 😢
結婚式の打ち合わせで披露宴の進行を相談していましたが、
考えつく余興がありませんでした。
基本余興は夫婦で2つ。
妻は友人とピアノを弾いていました。
私は遠方の友人が多く、何かしてもらうのも申し訳がなく、
また集まることも難しい時期だったため、
何か自分で余興を考える必要がありました。
そんな時にとっさに思いついたのが「謎解き」でした💡
もともと謎解きが好きで街歩きの謎解きや室内型謎解きなどの
イベントによく参加していたこともあり、
自分の好きな謎解きをみんなもやってみてほしいなーぐらいの気持ちでした。
担当者さんからもいいですね、と褒めてもらったので調子に乗っていました。
この一言が後々どれほど大変な思いをするか・・・その時の私は知る由もなく(笑)
といったきっかけで結婚式で行う謎解きを自分で作成しましたので、
今回はその作成方法や使ったツール、実際の問題などを紹介していきたいと思います。
もし同じく謎解きが好きで結婚式の余興に困っている方がいましたら、
是非参考にしていただければと思います。
謎解きの作り方
謎解きの作り方は大きく分けて2通り
- 最初に回答(ゴール)を決めてしまう方法
- 最初に問題の内容(出題方法)を決めてしまう方法
私の作成方法は1.最初にゴール → 次に出題方法を決める逆算方式
2.の方が得意という方も問題ないと思いますが、ゴールがブレない様に!
最初に注意をお伝えすると、この謎解きはあくまで余興です。
一生懸命謎解きを作っていると、これが全て!という感覚に陥り、
結婚式自体の準備と謎解き作成の優先度が逆転してきます。
私も一時期、結婚式自体の準備をせずに謎解きばかりをやっていて、
どっちがメインだったか分からなくなっていました。
もし謎解きにのめり込んでいたら、
一度立ち止まってなぜ作成しているかの目的を思い出してください。
目的は、”結婚式の成功”です。
謎解きはそのための一部分ということを忘れずに!
他の準備を疎かにしてしまうとパートナーに負担がかかります。
(私の失敗を皆様はやらないように!)
またあまりにマニアックな問題や難易度の高い問題にして、
参加者が解くことを放棄してしまわない様に注意
参加者に楽しんでもらえるように
問題の中に自分たちのことを知ってもらえるような話題を入れると印象に残りやすいです。
1.ゴールを決める
参加者が楽しめる終わり方がよいかな。
例えば、私たちが実施したのは回答を新郎新婦に伝えてもらい正解なら景品を渡す
というちょっとしたプレゼントをゴールした方に渡しました。
(結構喜ばれますよ)
ほかのアイデアとして、
正解者はスペシャルムービーが見ることができる(これも採用しました)や、
「正解」と分かるものを見つける、紙に書いて提出してもらい抽選会を行うなど、
いろいろあると思うので、自分がやりたいと思ったものをゴールにしてみましょう
2.内容を決める
ゴールが決まれば、そこに向かって謎解きの問題を決めていきます。
謎解きの出題数や難易度はかけられる時間で決めればよいと思いますが、
まずは作ってみてある程度の道筋ができてから考えましょう
例えば、余興開始~披露宴終了までなど。
出題方法は基本なんでもよいです。
インターネットを探せば謎解きのお手本は様々あると思いますので、
一度どんな問題があるのか確認してみて下さい。
最終的にゴールにたどり着ければよいのです!
ただ問題にストーリー性を持たせると解きやすく・参加しやすくなるかと思います。
例えば、問題A→問題Bと繋がる際にAの回答がBのヒントや問題文になっていれば、面白いですよね。
を意識するとよいかと思います。
①、②は印象に残るように、
最後の③は問題の難易度の基準となるレベルです。
問題を作成していると思考が尖ってくるため、もっと難しくしようとなりがちです。
小学生が解けるぐらいがちょうどいいと思います。
使用したツール
実際に私たちが謎解きに使用した道具やツールを紹介します。
- 招待状
- 席次表(二人の紹介文)
- 席札
- 席札立て
- オリジナルHP(ヒントページ)
- YouTube動画
全て自作しましたので、使えるものはすべて使った感じです。
後ほど実際の問題のところでどんな風に利用したのかをご紹介します。
実際の問題
問題文のみを切り取っていますが、イメージはつくかと思います。
私たちは問題を6問を出題しております。
制限時間は招待状受け取りから披露宴終了まで。超長期間の謎解きですね(笑)
それでは早速見ていきましょう
問題1 招待状
問題1は参加表明をしてくれた方に送付した招待状の中に記載しました。
初っ端ですので、しっかりと謎解きが存在することを表しておきました。
これでもか!というぐらい不自然にやってもいいと思います。
(謎だけを散りばめても誰も解いてはくれませんので。)
まずは実際の問題のみを載せます。よかったら解いてみてください。
回答は最後に載せておきます。
問題2 席次表
席次表の裏にはたいてい新郎新婦を紹介する欄があると思います。
私たちはそこをブライダル新聞風にして、その中に問題2を入れ込みました。
問題3 招待状+席次表
問題3は問題1と問題2で出た答えを合わせると問題文になるようにしました。
二つを組み合わせているので、少し難易度は高いかもしれません。
問題4 席次表
問題4も問題3の答えが問題文になるようにストーリー化しました。
作成にとても苦労しました。
問題5 席札立て+招待状
問題5は席札立ての裏側に問題文、招待状に回答の鍵を載せる形で出題しました。
ここが一番悔やまれるところなんですが、、、、
誤字があり本番の余興の中で指摘があり気付きました。
皆さん、誤字・脱字には気をつけましょうね。
ちゃんと検閲はやりましょう。思わぬところで失敗します。
最終問題 席札+席次表
問題3と同じように組み合わせでの出題です。
一度使い終わったものを再利用するのは謎解きの定番ですね(笑)
全員に配っている席札の裏側を利用しました
ゴール YouTube
ゴールはYoutube動画にしました。
とても簡単な動画で素人の私でもすぐ作成できました。
キャプチャーでご紹介します。
この文章の
「謎解きの答えは○○しよう」を
新郎新婦に伝えると引換券をお渡しして帰る際に賞品GETです。
番外 ヒントページ オリジナルHP
ココは無駄に凝りました。そのせいで時間がかかったのかもしれません。
キャプチャーでのご紹介ですが、ここまでのクオリティが素人でも出せます。
今回、私たちはJIMDOというHP作成サービスを利用しました。
基本無料ですので是非活用ください。
作成方法も簡単でしたので、機会があれば作成方法を紹介したいと思います。
HPを作成する必要はありませんがヒントは用意しておきましょう。
解ける手助けがないと、解いてくれなくなる可能性が大きいです。
かかった時間
私たちがこの結婚式×謎解きにかかった時間ですが、取り組みを開始してから完成するまで
約100日
でした。この”100時間”は作成するのに費やした実作業の総時間ですが、
右も左も分からない状態から色々な情報を調べていた時間も含まれるため、
この記事を読んでくれた方はもう少しは削減できるかなと思います。
次はもし私が作成するなら、半分以下の作業時間でできる自信はあります。
やってみた感想
結論から言うと、「良い思い出」にはなりました。
やっている最中は仕事で疲れている中、
合間を縫って作成しなければならなかったり、
休日返上で作成したり、投げ出したい気持ちもありましたが、
問題を作る際にこうしたら楽しいかも、
あれを組み込むといいかもなど
アイデアをどんどん入れ込んでいくのがとても面白かったです。
またパートナーと相談し合い、一緒に作品を作り上げるのも良い思い出の一因です。
一生の思い出になること間違いなし。是非楽しんで作っていただけたらと思います。
参考 問題回答集
問題1
問題2
記事内のインタビューなどを見てみるとわかります。
みせろ=② となり、
①が問題1の答えになっており、”①+②= Ticket みせて”
問題3
チケットをどこに見せるものかを考えると、、、
添乗員さんのイラストがありますね。文章でも「Please show your ticket」とあり、
”L”にTicket(招待状)合わせます。
Ticket を合わせると文字が浮かび上がります。
問題4
矢印の下の文字を繋げてみてみると、、、
問題5
木札の裏にある番号とその枠が招待状に書かれている”結婚式の日時”に対応していました。
番号通りに読むと、、、
”KISS UNDER OATH” (誓いのキス)
最終問題
誓いのキスをさせるために探してみると、
記事のタイトルと席札の裏側に男女のイラストがあります。
キスしているように合わせてみると二次元コードが現れます。
それを読み取るとゴールページに!
それでは、皆さん良い謎解きタイムで最高の結婚式を!
以上、「【結婚式余興】謎解きで大盛り上がり 準備とおすすめツール」でした